総理大臣杯の出場権は獲得した4チームが次に目指すのはもちろん関西王者。過密日程を乗り越えて、タイトルへと近づくチームはどこか。
大会前のリーグ戦では、大阪体育大が5-0と阪南大を圧倒したこの対戦。今回の対戦では、大体大の圧力を阪南大が粘り強くしのぎながら中盤の構築を図る展開となり、ともに前半は無得点。後半になるとすぐさま試合は動く。51分、CKからDF西口大稀(3年/立正大学淞南高)が中央で頭で合わせて大体大が先制すると、勢いに乗った大体大が一気に攻勢に出る。すると59分、裏へと抜け出そうとしたFW三島拓人(2年/立正大学淞南高)を阪南大DF坂本直太郎(3年/立正大学淞南高)が倒してしまい、退場処分となる。しかし阪南大は87分、直接FKのチャンスでDF森紺(3年/高知高)が頭で合わせて同点とし、延長戦へと持ち込む。大体大の交代選手が躍動。99分にMF加藤蓮生(3年/FC今治U-18)がCKを直接ニアにゴールインして勝ち越すと、101分にはMF濱瀬楽維(3年/東山高)のパスを受けたMF加藤がドリブルで持ち込みシュートを決めて点差を広げ、勝負を決めた。大阪体育大が7大会ぶり21回目の決勝進出をつかみ取った。

時折、激しくなる雨の中の試合は、序盤から京都産業大が相手ゴールへと攻める展開となるが、大阪学院大もしっかりと猛攻をしのぐと、丁寧につないでチャンスを作っていく。膠着した展開を共にフレッシュな交代選手を使うことで打開を狙う。京産大はFW妹尾颯斗(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)が前線でためを作り、大院大はMF志賀小政(3年/静岡学園高)のサイド突破で決定機を作るが、どちらも得点を奪えないまま、試合は終盤へ。延長も頭によぎる90+2分、右サイドからMF福永裕也(3年/京都橘高)が中央へ入れたボールを、FW妹尾がダイレクトでジャンピングボレーを叩き込み、京産大がついに均衡を破る。このゴラッソが決勝点となり、京産大が3大会連続4回目の決勝へと駒を進めた。

《「アミノバイタル®」カップ2026 第55回 関西学生サッカー選手権大会 準決勝》
▽2026/06/24 14:30 Kick off – 万博記念競技場
大阪体育大 3-1(0-0/1-1/1-0/1-0) 阪南大
得点:’51 大体大/西口大稀(三島拓人)、’87 阪南大/森紺(北田優心)、’99 大体大/加藤蓮生(CKを直接)、’101 大体大/加藤蓮生(濱瀬楽維)
▽2026/06/24 17:30 Kick off – 万博記念競技場
大阪学院大 0-1(0-0) 京都産業大
得点:’90+2 京産大/妹尾颯斗(福永裕也)
