「アミノバイタル®」カップ2026 第55回 関西学生サッカー選手権大会 準々決勝/接戦を制し、総理大臣杯への切符を獲得したのは京産大、大体大、阪南大、大院大!

関西の総理大臣杯出場枠は「6」。準々決勝で勝てば出場権を獲得となるため、全国を賭けてどの試合も白熱した接戦となった。

リーグ首位の京都産業大が桃山学院大に対して前半から主導権を握って試合を進めると、18分にDFの裏に抜け出したFW妹尾颯斗(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)がゴール前に入れたクロスにMF福永裕也(3年/京都橘高)が頭で合わせて先制する。後半も京産大が優勢なゲーム運びを見せるが追加点を取れない時間が続くと、73分、CKをファーのDF國岡俊哉(2年/興國高)がヘッドで合わせて桃山大が同点に追いつく。譲らぬ展開のまま試合は延長戦となるが、20分を戦っても互いに決勝点を奪うことはできず、勝負の行方はPK戦へ。2人が失敗した桃山大に対し、4人が成功した京産大が準決勝への切符を手にした。

阪南大vs立命館大は、リーグ戦では拮抗したゲームを立命大が勝利している対戦だが、この日は前半は強い雨の影響もあり、どちらも決定機は作るが得点を奪えないままハーフタイムとなる。77分、MF平山大河(1年/セレッソ大阪U-18)の直接FKを、DF高下麻実(3年/近畿大学附属高)がヘッドで合わせて阪南大が先制点を奪うと、81分にはMF平山のCKのこぼれ球をMF秋末翔也(2年/宮崎日本大学高)が突き刺してリードを広げる。直後の82分に立命大もFW小森八万豊(4年/京都先端科学大学附属高)が得点して追い上げるが、相手の反撃を1点に抑えた阪南大が勝ち切り、4大会連続の総理大臣杯出場を決めた。

DF高下の先制弾に仲間たちも笑顔で駆け寄る

初の総理大臣杯出場を狙う甲南大だが、強い雨と力強く攻め込む大阪体育大に対してなかなか思うように試合を組み立てることができない。21分、左サイドから入れられたクロスをはじいたところに詰められて、大体大に先制を許すと、44分には高い位置でボールを奪われると最後はフリーのMF三島拓人(2年/立正大学淞南高)に流し込まれて失点。2点のビハインドで臨んだ後半、甲南大は速い出足から積極的にボールを奪いチャンスを作るが、大体大のゴールを陥れることはできずに敗戦となった。

劇的な展開となったのは関西学院大vs大阪学院大だ。6分にFW山本吟侍(3年/高川学園高)のヘディング弾で早々に先取点を決めると、前半は関学大がそのまま優位に試合を進めていく。しかし56分、ボールを保持していた関学大GK亀田大河(1年/ヴィッセル神戸U-18)がプレッシャーをかけてきた相手選手を倒して退場処分となると、その後は大院大が数的優位を生かして押し込む展開が続く。耐えながらも守っていた関学大だが、90+4分に左へ大きく展開されてFW肥後潤(4年/浜松開誠館高)に同点弾を奪われてしまう。さらに90+9分には右サイドから挙げられたクロスにFW家邉凛太朗(1年/金沢学院大学附属高)が合わせてゴールし、直後にタイムアップ。ブザービート弾で劇的な逆転勝利を収めた大院大が、2大会ぶり7回目の総理大臣杯出場をつかみ取った。

劇的な勝利をつかみ取った大院大

《「アミノバイタル®」カップ2026 第55回 関西学生サッカー選手権大会 4回戦》
▽2026/06/20 11:30 Kick off – 三木総合防災公園第2陸上競技場
桃山学院大 1-1(0-1/1-0/0-0/0-0/PK2-4) 京都産業大
得点:’18 京産大/福永裕也(妹尾颯斗)、’73 桃山大/國岡俊哉(原田幹太)

▽2026/06/20 14:35 Kick off – 三木総合防災公園第2陸上競技場
甲南大 0-2(0-2) 大阪体育大
得点:’21 大体大/山田一景、’44 大体大/三島拓人(西山隼矢)

▽2026/06/20 14:30 Kick off – 万博記念競技場
立命館大 1-2(0-0) 阪南大
得点:’77 阪南大/高下麻実(平山大河)、’81 阪南大/秋末翔也、’82 立命大/小森八万豊(山藤大夢)

▽2026/06/20 17:00 Kick off – 万博記念競技場
関西学院大 1-2(1-0) 大阪学院大
得点:’6 関学大/山本吟侍(内田康介)、’90+4 大院大/肥後潤(オカフォー仁ウイリアム)、’90+9 大院大/家邉凛太朗(高橋七皆)

蟹江 恭代

関西を中心に、大学サッカーの写真を撮ったり、記事を書いたりしています。

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