2024/12/07 全日本大学サッカー選手権予選ラウンド 京都産業大vs大阪学院大 フォトギャラリー/延長ATで同点となる熱戦のプレーオフ。杉村の好セーブでPKをモノにした大院大が決勝ラウンドへ 

J -Green堺メインフィールドで行われた予選ラウンドは、大阪学院大学vs京都産業大学の関西対決となった。

試合序盤から京産大は後方からパスを回し好機を狙うも、大院大のハイプレスでボールを奪われる展開が続いた。試合が動いたのは5分。大院大はCKのチャンスを獲得するとニアへのショートコーナーで相手の意表を突き、MF箱崎達也(4年/四国学院大学香川西高/岐阜内定) のシュートで先制点を獲得。開始直後の失点となった京産大だったが、サイドからMF石原央羅(4年/サガン鳥栖U-18)とMF皿良立輝(1年/セレッソ大阪U-18) を中心にスピードを活かした猛攻を展開。26分にMF石原の左クロスをFW菅野翔斗(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)が押し込み同点ゴールを決めて流れを引き戻した。

両チーム譲らぬ展開は延長戦まで続くが、京産大は後半に投入したMF城水晃太(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース) 、FW中田樹音(4年/岡山学芸館高)、MF末谷誓梧(2年/セレッソ大阪U-18)を中心に攻撃のテンポを上げ続ける。112分、DF逵村健斗(3年/三重高)のロングボールを受けたFW中田からのループボールをMF城水がダイレクトで押し込み逆転。京産大の決勝ラウンド進出かと思われたが、大院大は決死の攻撃を展開し、120+1分に立て続けにCKを獲得すると、DF岡田佳己(3年/京都橘高)がこぼれ球を押し込み同点に。試合はPK戦にまでもつれ込んだ。
 PK戦は両チーム2人目まで成功させるが、京産大の3人目のキッカーであるDF大串昇平(4年/ガンバ大阪ユース/岐阜内定)のシュートをGK杉村斗磨(4年/履正社高)がセービング。これが試合の明暗を分けることになり、大院大の決勝ラウンド進出が決まった。

2024/12/07 全日本大学サッカー選手権予選ラウンド 京都産業大vs大阪学院大 フォトギャラリー/延長ATで同点となる熱戦のプレーオフ。杉村の好セーブでPKをモノにした大院大が決勝ラウンドへ
谷口健太

京産大体育会本部編集局を(京産大アスレチック)を経てフリーカメラマンとして活動。
関西の大学を中心に撮影しています。

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