2026/03/29 京都学生サッカー選手権大会 決勝戦 京都産業大vs同志社大 フォトギャラリー/チャンスを逃さず決めた同志社大が京産大の反撃を1点に抑えて、3年ぶりの京都王者に

《第76回京都学生サッカー選手権大会 決勝戦》
2026/03/29 13:30 Kick off – たけびしスタジアム京都
京都産業大 1-3(1-2) 同志社大
得点:’26 同志社大/高橋祐翔(渡邉良)、’41 京産大/高川諒希(妹尾颯斗)、’45 同志社大/武井遼太朗、’52 同志社大/野頼駿介(山田一颯)

3月29日にたけびしスタジアム京都にて行われた京都選手権の決勝戦は同志社大と京都産業大が激突。昨年決勝の舞台に立てなかった両チームが王者奪還を目指して激戦を繰り広げた。先制点を奪った同志社大は前半終盤に失点し同点に追いつかれるも、そこから2ゴールを挙げて3-1で勝利。3年ぶりの王座奪還を成し遂げた。

立ち上がりは京産大がゲームを支配する展開となった。11分には左サイドでボールを受けたFW高川諒希(1年/カターレ富山U-18)が強烈なシュートを放つが、同志社大GK黒瀬理仁(1年/V・ファーレン長崎U-18)の好セーブで得点には繋がらない。その後もアタッキングサードエリアまで侵攻を続け同志社大を追い詰めた。京産大は「セカンドボールも拾えて、自分たちも上手く圧縮しながら相手FWに好きにプレーさせない状態が続いていた」とDF小野成夢(3年/愛媛FCU-18)が振り返る通り、京産大は守備においても相手の怖さを感じない時間が続いた。

試合が動いたのは26分、防戦を強いられていた同志社大だが、DF渡邉良(3年/草津東高)が相手ペナルティエリア前でFKを獲得。ファーサイドにボールを送ると、DF高橋祐翔(1年/ツエーゲン金沢U-18)が頭で合わせて先制。失点を許した京産大だが、43分にDF滝口晴斗(3年/サンフレッチェ広島F.Cユース)が前線にロングボールを送ると、FW妹尾颯斗(3年/サンフレッチェ広島F.Cユース)が反応。ボックス内に切り込み、ゴール前に低弾道のクロスボールを放つと走り込んでいたFW高川が冷静に押し込み同点とする。京産大が流れを引き戻したかと思われたが、前半終了間際にクリアボールを拾ったFW武井遼太朗(新1年/ガンバ大阪ユース)が決め切り、同志社大が2-1で試合を折り返した。 

ハーフタイムを挟んでも流れを切らさない同志社大は猛攻を仕掛けて京産大ゴールに迫る。52分、今大会準決勝でハットトリックを達成しているFW山田一颯(1年/桜宮高)が果敢にゴールを狙うが、惜しくもポストに阻まれる。しかしそのこぼれ球をFW野頼駿介(3年/桐光学園高)がダイビングヘッドで押し込む泥臭いゴールで京産大を突き放した。野頼は「味方がシュート打ったところのこぼれ球に反応するというのはいつも意識しているのでそれが出たかなと思います」と勝負を決めた得点を振り返った。

後半の立ち上がりから2点差をつけられた京産大は追撃を図ると、MF皿良立輝(2年/セレッソ大阪U-18)がサイドから積極的に攻撃を仕掛けて相手のファウルを誘発し、直接FKを獲得。だが、このチャンスを活かすことが出来ない。70分にはMF森田皇翔(1年/ヴィッセル神戸U-18)とFW芋縄叶翔(新1年/興國高)を投入して4-4-2のフォーメーションに変更。「自分たちが本来使いたいシャドウインサイドハーフのところがあんまり使えず、相手のリズムが生まれていたので、そのリズムを崩したいという狙いがあった」という京産大・吉川拓也監督の狙いどおり、同志社大のリズムが崩して攻撃頻度は上がったものの、2点差を埋めることができず試合終了。同志社大が3年ぶりに京都選手権優勝を果たし、リーグ開幕に勢いをつけた。

同志社大・望月慎之監督は「内容を振り返ると自分たちの流れを作りきれなかった時間帯が多い90分だったと思うし、そういう意味では運の良かった90分だと思う。これを自分たちで90分主導権を握れるようなチームになっていきたい」と話し、得点シーンを「自分たちの良さが出てきているので、さらに質と強度を求めていきたい」と評価した。

「優勝しようがしまいがここはひとつの通過点」という吉川監督の言葉が示すように、全国制覇を目指すチームにとって京都選手権はあくまでひとつのマイルストーンに過ぎない。両チームはこの大会で得た経験を糧に、関西学生リーグ、関西選手権を勝ち抜き、日本一を目指していく。

表記の学年は試合日のものとなります。

2026/03/29 京都学生サッカー選手権大会 決勝戦 京都産業大vs同志社大 フォトギャラリー/チャンスを逃さず決めた同志社大が京産大の反撃を1点に抑えて、3年ぶりの京都王者に
谷口健太

京産大体育会本部編集局(京産大アスレチック)を経てフリーカメラマンとして活動。
関西の大学を中心に撮影しています。

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