強化ラウンドグループリーグ初戦で四国学院大に5-0と勝利した新潟産業大は、インカレ初出場で上々の全国デビューで勢いに乗っている。対する八戸学院大はGL第1節で中央大に惜敗し、今節こそは初勝利を掴みたいところだ。
八学大はFW衣川遥斗(4年/利府高)が前線でポイントを作り、チャンスにつなげていくが、新産大は組織的な守備でこれに対応し、ボールを奪うとMF藤本千輝(3年/大阪体育大学浪商高)が推進力を生かして果敢に攻めて好機を作った。36分には藤本が左サイドからドリブルで中央へと入り込もうとするところを倒されてPKを獲得。これをしっかりと決めて新産大が先制する。
追いつきたい八学大はパスを繋いでゲームを作るが、次の1点を奪ったのも新産大だ。67分、中盤でルーズボールを奪い、シュートへ持ち込んだボールはクロスバーに阻まれるが、そのこぼれ球をFW新田幹仁(1年/清風高)が決めてリードを広げる。
しかし、八学大も70分にPKを獲得するとこれをMF木村大輝(3年/八戸学院野辺地西高)が決めて1点差とすると、試合の流れを掴む。FW菅野聖斗(3年/東北高)がゴール前へと入れたボールを、DF戸羽輝希(1年/遠野高)が難しい態勢から決めて90+2分に同点とし、試合終了。両チームがストロングポイントを発揮した好ゲームとなった。
2024/12/15 全日本大学サッカー選手権強化ラウンドグループリーグ第2節 新産大vs八学大 フォトギャラリー/互いに持ち味を出した戦いは、見ごたえあるドローに