2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第1節・関西学院大-立命館大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
シーズンが始まったというわくわくした気持ちと、公式戦のシビアさの両方を感じられた初戦だった。リーグ前にケガ人が出てしまったが、起用した選手がしっかりと戦ってくれたし、交代で入ったメンバーも持ち味を出してくれたので、アクシデントをプラスの材料にすることができた。前の4枚の形やバランスに相手が慣れてきてしまったので、2列めの選手が中に入ってきたり、ボランチが外だけじゃなく中も使う変化を出せるようにしていきたい。
今日の試合で手応えを感じた。来週はもっといい試合ができるし、各チームと一周り対戦したときには、さらに力がついていると思う。シーズンを戦っていくのが楽しみです。
-Voice 関西学院大学・井筒陸也(DF)
初めて出る選手もいるし、後ろは途中までバタバタするかもしれないが、我慢してほしいと始まる前のミーティングでも話したが、思っていたより早く落ち着けた。立命はラインを早く上げてくるので、素早くウラを狙おうと考えていた。(岡山)宗星からもらったら、すぐに前の選手を使うロングボールを出すというのがうまく行くようになって、落ち着きが出てきた。失点は両CBが釣り出されてしまった。僕が中に残っていればカバーに行けたのに、あの場面は相手のFWを意識しすぎてしまい、周りを見たポジショニングが出来ていなかった。DFが跳ね返しきらずに谷口に拾われていたところも多かったし、課題は残る試合だったと思います。
福森くんが戻ってきても、自分が引っ張るという気持ちと自覚を持ってやりたい。いい状態でボランチにボールを渡せるように、練習でもビルドアップを工夫していきたい。
-Voice 立命館大学・谷口智紀(DF・主将)
今年は根本の守備の部分を変えたので、それはうまく出せたが、支配できない時間も多かった。まだ始まったばかりなので、ここから積み重ねていきたい。ここ何年か、ずっと残留争いに絡むような成績しか残せていない。自分たちの思いどおりにできるサッカーはないし、しんどいことをしなくては勝てない。今年はそこをぶれずにやろうと取り組んできた。京都選手権の決勝では、それをやれきれずに負けてしまったので、今日は原点に戻って修正し、大きく崩されることはなかった。攻撃では形を決めずに前の選手の特徴を生かしていくことで、チャンスを作っていこうという狙いです。
主力をケガで欠いているという相手の状況を考えると、勝ち切りたかった。関大戦までに課題を修正して、次は勝利をつかみたい。