2026/10/03 関西学生リーグ後期第4節 京都産業大vs甲南大 フォトギャラリー/粘り強く戦い抜いた京産大が、終了間際の太仁のゴールで勝ち点3を獲得し、首位を堅守。甲南大は勝ち点を奪えず、苦しい局面が続く。

《2026年 第104回 関西学生サッカーリーグ後期第4節》
▽2026/10/03 14:00 Kick off – ヤンマーフィールド長居
京都産業大 2-1(0-0) 甲南大
得点:’59 京産大/妹尾颯斗(PK)、’90+1 甲南大/椎山寛大(竹安柊太)、’90+3 京産大/太仁紫音(吉井泰生)

京都産業大にとって今季リーグ戦で唯一の黒星となった開幕戦の相手が甲南大。リベンジマッチとなった一戦は、FW妹尾颯斗(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)がPKを決めて京産大が先制に成功。90+1分に甲南大に同点ゴールを許すも、90+3分にFW太仁紫音(2年/真宗大谷学園大谷高)が勝ち越し弾を挙げて京産大が前期の雪辱を果たした。

スタートから堅い守りと可変システムで対応する甲南大に、なかなかリズムを作ることができない時間が続いた京産大。「リーグ戦、総理大臣杯を含めて一番自分たちのハイプレスでリズムを作れない相手」と吉川拓也監督が話したとおり、甲南大はテンポ良く左右にパスを回して京産大の前線からの守備を機能させないことを徹底。フラストレーションの溜まる前半となったがスコアレスで試合を折り返した。

「チームとしてもうひとつ上の段階に行くために、相手の可変に合わせて臨機応変に対応できるようにならないといけない」という吉川監督の狙いから、京産大は HTでMF山村朔冬(3年/帝京長岡高)とDF浮邉泰士(1年/鹿児島城西高)に代えてMF田代紘(4年/ヴィッセル神戸U-18)とFW高川諒希(2年/カターレ富山U-18)を投入。高い位置でのプレスとスライドのスピード感に対応できていなかった部分を2枚カードを切ることで修正した。

均衡が破れたのは59分。MF田代がペナルティエリア内で相手のファウルを誘発。PKを獲得すると、キッカーを任されたFW妹尾は冷静にキックのタイミングをずらして先取点。「PKをしっかり決め切るところは、エースとしての仕事ができたと思う」と妹尾は胸を張る。しかし90+1分、グレーゾーンの守備部分の隙を狙われ、MF椎山寛大(2年/報徳学園高)に押し込まれて同点にされてしまう。だが試合終了間際の90+3分、DF吉井泰生(2年/ガイナーレ鳥取U-18)がクロスボールを頭で落とすと、FW太仁が押し込み勝ち越し。太仁は土壇場での決勝ゴールを「自分の得点でチームを勝たすことができて、ゴールには貪欲になれたのかなと思う」と笑顔で振り返った。FW太仁のゴールが決勝点となり、試合終了。FW妹尾は「勝ち点1で終わるのか3で終わるのか、残りのリーグ戦はそこの差で変わってくると思うので、チームとして粘り強く勝ち点3を取れたのはすごいよかった」とギリギリでもぎとった勝点3を噛み締めた。

「意識しなくてもモチベーションは上がってくる」と妹尾が話す天皇杯3回戦に向けて、選手たちの気合いがより高まる価値ある勝利となった。

2026/10/03 関西学生リーグ後期第4節 京都産業大vs甲南大 フォトギャラリー/粘り強く戦い抜いた京産大が、終了間際の太仁のゴールで勝ち点3を獲得し、首位を堅守。甲南大は勝ち点を奪えず、苦しい局面が続く。
谷口健太

京産大体育会本部編集局(京産大アスレチック)を経てフリーカメラマンとして活動。
関西の大学を中心に撮影しています。

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