Pickup Player 大阪体育大・臼田成那(3年/ノースアジア大明桜高) 全国大会での悔しさ、守備を支える仲間への感謝、一歩先を行く同級生の存在を発奮の材料に、ストライカーは結果を残してチームに貢献する

後期第4節は、リーグ戦6戦負けなしの大阪体育大と、同志社大が激突。FW臼田成那(3年/ノースアジア大明桜高)の2ゴールで勝利した大体大が5位に浮上し、4位・同志社大に勝ち点1差に迫った。

2得点で勝利に貢献した臼田

前節、甲南大戦で決勝ゴールを挙げたFW臼田は2試合連続のスタメン起用。得点という形で結果を残していたが、臼田自身は「ボールロストが多くて攻撃の起点になることができなかった」と課題を抱えながら同志社大戦を迎えていた。

序盤から攻撃の手を緩めない大体大はロングボールを使いながら、同志社大の守備を攻略。セカンドボールにも素早く対応し、時間をかけつつゴールに迫る展開が見られた。試合が動いたのは25分。中盤でボールを受けたDF池戸柊宇(3年/京都橘高/岡山内定)がアーリークロスで中央にボールを供給すると、FW三島拓人(2年/立正大学淞南高)が送ったパスを臼田が左足を振り抜いて先制点とした。

前線で奮闘

さらに38分、MF三島典征(2年/立正大学淞南高)の放ったシュートがクロスバーに弾かれたボールにDF隅野遥喜(4年/レノファ山口U-18)がヘッドでつなぎ、浮いたボールを臼田が頭で押し込み追加点を決めた。「ボールが転がってきて、決め切ることができて結果に繋がったのでよかったです」と臼田は安堵の表情で得点シーンを振り返った。

大体大は、後半流れを掴んだ同志社大の猛攻を受けたが、守備陣の奮闘が実って4試合連続の無失点で試合を締めて勝利を手にした。「後ろのメンバーも集中して0で抑えてくれて本当に助かっている。攻撃の選手は絶対に点を取らないといけない」と感謝と決意の気持ちを口にしたFW臼田。好守が攻撃陣への刺激となっている。

追加点は頭で決めた

2試合連続のスタメン起用に結果で応えたFW臼田だが、ベスト8で終えた総理大臣杯では出場機会が得られず、悔しさだけが残った。「去年、インカレに出られずに終わって、今年こそはと思っていた中で総理大臣杯にも出ることができなくてすごく悔しかった」と胸の内を語ったが、その気持ちが臼田を奮起させ「全国大会で活躍したい。そこを目標に継続して頑張っていきたい」と新たな目標につながっている。Jリーグデビューを果たした同学年のDF池戸の存在も発奮の材料となっている。多くの刺激を受けながら、今後も得点を重ねてインカレ出場、全国優勝に貢献していく構えだ。

喜びを爆発させる
谷口健太

京産大体育会本部編集局(京産大アスレチック)を経てフリーカメラマンとして活動。
関西の大学を中心に撮影しています。

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