2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第11節・同志社大-近畿大の監督コメントです。
-Voice 同志社大学・望月慎之監督
前半は、右サイドで回しながらボランチを経由して左へという形ができつつあったところで失点してしまった。先週の関大戦はそこで切れてしまったが、今日は我慢して前半の最後に唯一のチャンスから得点が取れた。リーグ11試合を通して、粘りを出してくれたのは評価できる。近大は真ん中を固めてくるがサイドは狙い目だから、前半にやれていたボランチからサイドという形を作っていこうとハーフタイムに確認し、その通りにやってくれた。佐川がケガから復帰してたことが大きい。高さもあるし球際も強いし、周りを動かして態勢を整えられるので、落ち着いて試合を進められた。今年は内容はまだまだで、お互いのイメージが合っていないところがある中で、個人の能力や粘りで失点を少なくして勝ち点を重ねられた。組織の連携の完成度を高めて、試合で反映できれば、秋には内容も伴ったゲームができると思う。まだまだ伸びしろがあるので期待している。
-Voice 近畿大学・松井清隆監督
今日は前半で3点取るつもりだった。それだけの破壊力があるチームなのだが、教育実習でコンディションが整っていなかったり、途中捻挫でプレーがずれたりしてうまくいかなかった。だが、決定機を何回も作っているし、流れの中で同サイドを使ったり、ちょっと違ったこともやれていた。前期の結果としては上出来。初戦に負けて、最悪の流れの中で上位に喰らいついていけた。大西も成長したし、CBも試合をこなす中で良くなっていった。よりいいトレーニングでいいサッカーを目指したい。チームとしての成長も感じている。夏はしっかり走ります。しっかりボールと相手を止めて、より攻撃的なサッカーができるように練習していきます。