互いに手の内を知る関西同士の対戦。関西選手権準々決勝での対戦時は、延長戦にもつれる試合を京都産業大が1-0で勝ちきっている。
試合は早々にFW金本毅騎(2年/セレッソ大阪U-18)が決めて阪南大が先制するが、京産大は21分にFW菅野翔斗(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)が落としたボールをMF田代紘(2年/ヴィッセル神戸U-18)がミドルで仕留めて追いつく。前半ATには、MF城水晃太(4年/サンフレッチェ広島F.Cユース)の右からのクロスにFW中田樹音(4年/岡山学芸館高)が合わせ、京産大が逆転して前半を折り返す。
京産大は61分にもセンターサークル付近からのFW中田のロングシュートで3-1でリードを広げる。しかし阪南大は、68分に交代出場のMF三好麟大(4年/流通経済大学付属柏高)がMF森村俊太(3年/京都先端科学大学附属高)のパスを決めて1点差へと迫る。阪南は70分にゴール前でMF松井匠(3年/高知高)が倒されてPKを獲得するが、これは京産大GK中村青(4年/京都橘高)が好セーブで得点を許さない。だが79分、阪南大は中盤でボールを奪ったMF三好が前へと運び絶妙のスルーパス。これをFW中田有祐(2年/ベガルタ仙台ユース)が決めて同点とする。さらに83分にもMF三好のパスからMF松井がゴールを奪い、ついに阪南大が逆転。終盤の京産大の猛攻をしのぎきった阪南大がベスト8進出を決めた。
2024/09/06 総理大臣杯2回戦 京都産業大vs阪南大フォトギャラリー/互いをよく知る”関西対決”。乱打戦を制したのは阪南大