2015年度 第44回関西学生サッカー選手権大会 準決勝・阪南大－大阪体育大のスタッフコメントです。
－Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
１失点でドタバタしてしまった。最後５分の展開は反省してもしきれない。キープしろと言っているのにできないし、前で収められない。そこまではゲームをコントロールできていたし、体大の縦の速さやセットプレーからぐいぐいやってくるところにも対応できて、ドタバタしない準備はできていた。しっかりと守れるようになったのは、大本の成長も大きい。欲を言えばもっと試合を制圧していかないといけない。だが、仕掛けて崩そうという姿勢は良かった。
決勝はうちのサッカーをしないという勇気があるかどうかだ。秩序を持って戦い、相手のバランスを崩していく。
－Voice 大阪体育大学・坂本康博総監督
阪南はパスとフォローが早いので、２対１の場面を作られると回されてしまう。１対１の状況で、相手のフォローが来る前に行けていない。そういう状況が少なかったことが今日の敗因です。澤上には相手を２枚くらい引きつけて１回生を活かすような働きをして欲しい。何かと比べられるが、呉屋は動いて動いてゴールするタイプ。でも澤上は真ん中でＤＦをブロックして背負いつつ、シュートまで行けるのが持ち味。今は１回生を何とかしようと心配性になってなんでもやろうとしているが、もっとＤＦを破っていくようなＦＷになっていってほしい。
ケガ人が多い現状だが、そんな中で１回生が物おじせずによくやっている。総理大臣杯まで２か月あるし、ケガ人が復帰すれば悪くない状況になると思う。こういう経験をしつつ、１回生は成長していく。
