【関西】’10リーグ第19節/近畿大-関学大 監督・選手コメント

2010年度 第88回関西学生サッカーリーグ 第19節・近畿大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 近畿大学・田中幸雄監督
 快勝ゆうたらそうかな。2点めが入って落ち着いたゲームができた。関学のやり方はわかっていたので、そこでDFがどう対応するかという部分で成功した。トップの村井、サイドの梶川に対してのマークには気をつけていた。とにかく相手のウラをついていくこと、前へ行ったらシュートを打って帰ること、シンプルにサッカーをすることを徹底した。選手たちはみな、今日のゲームの大切さを口には出さないが判っていた。持っているものを思い切り出したら結果はついてくるとだけ話したが、見事にやり遂げてくれた。

-Voice 近畿大学・松原優吉(DF・ゲームキャプテン)
 もう負けられなかったので、勝ててよかった。スタッフからも選手たちがやらなきゃダメだといわれていたし、自分らでひとつになってやろうと練習から盛り上がって取り組んできた。負けると下を向いていたのが、4回が中心になって雰囲気よくやれたし、応援も4回がメインでやってくれた。2点めを取ってくれたので、焦らずに守れたのも大きかった。関学はロングボールを入れてくるので、CBの僕と福田で競って、セカンドを中盤で拾えるようにしていた。そこでボランチを下げてもラインはずるずる下げなかったことが良かった。でも後半運動量が落ちたときに、MFとDFの間が空いていたので、後ろからコンパクトにやれていたらというのが修正点です。その課題を修正して、いい雰囲気で次のゲームに臨めるように取り組んでいきたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 気合は入っていて戦おうとしていたが、相手の力の方が上回っていた。近大に前で追いかけられ、後ろでもたもたするとそこをついてくる。DFを一山越そうとすると跳ね返される、と相手の術中にはまっていた。近大のSBのウラをなかなかつけず、DFラインのバランスを崩せなかった。ボールを動かして相手をずらすという部分でアイデアに乏しく、近大の狙い通りに試合を進められてしまった。今年のチームは安定感がなく、堪えきれない。失点せずに相手を焦らせて粘り強く戦うのが関学のサッカーなので、接戦をものにできるように切り替えて頑張ります。

-Voice 関西学院大学・渡辺毅仁(MF・主将)
 近大の方が90分間通して統一性があった。気迫や真面目に追いかける部分で負けないようにと言っていたが、相手もバテなかった。1点勝負になるので、集中してセットプレイをやろうといっていたが、向こうの方が上だった。僕らの時間でやれているときはチャンスもあったが、試合で続けられたのは近大で、続けられなかったのが関学だった。全力でやってこういう力しかないのはわかったと思うが、下を向いていても得るものはない。次まで1週間あるので、詰めるところを詰めてやり残したことがないように、ピッチ内外でやっていきたい。あと3試合、とにかく勝つだけだし、それはみんなわかってる。目の前のゲームを全力で戦えるようにしていきたいです。

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