2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第4節・関西学院大-大阪学院大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
勝てていなかったし、初先発の選手もいて、前半は自分らの力を出すと言うよりも、無難に45分やっとこうという雰囲気しか伝わってこなかった。ハーフタイムにもっと出来る、一人一人が本気の全力でプレーすることを確認した。プレスをかけに行きこぼれ球を拾って、ラインを上げて切り替えを早くという戦う部分をやろうと話した。雑なサッカーだったけどひとつ勝てたことで、上積みがあると思う。内容が悪くても今日みたいに勝つことが必要だったし、それがある上で自分たちのサッカーが出来るように詰めていこうと思います。連戦はお互い同じ条件だし、1試合1試合をとにかくやっていくだけです。
-Voice 関西学院大学・星野吉信(MF)
前半はみんないつもどおりのプレスが出来なかった。気合いも入っていなくて、HTに監督から怒られてからやるようではダメだと思う。最初は蹴るのかつなぐのか、チームの中で意思疎通が出来ておらず、曖昧なサッカーになっていた。後半は蹴って前からセイフティにやろうというのが上手くいきました。得点の場面は(加藤)龍平くんがボールを持っていたので、いいボールが上がってくることを信じて走ったら、いいクロスが来ました。ヘッドで決めたことはあまりないし、運が良かったです。全体を通して、守備も流れもいいゲームではなかったけど、その中で勝ちきれたことは大きいです。悪い中でも勝ち点3が取れたことは、次に繋がると思います。
-Voice 大阪学院大学・藤原義三監督
つなげなかった。グラウンドが悪いこともあるが、そういうときにサイドではつなぐが、荒れたところでは割り切って蹴らなければしゃあない。32(星野吉信)がいつもCBとボランチの間にいてフリーにしていたので、HTにもそこを注意するように言っていたのだが、やられてしまった。今年は選手層が厚い。GWの連戦は選手をローテーションする可能性もある。サブで起用している西田や瀧谷といった1回生の出番も増えてくると思う。
-Voice 大阪学院大学・太田岳志(GK・主将)
前半で点を取れなかったのが大きい。先週はそれでも上手くいったが、今日は後半早めに失点してしまい、元気もなかった。失点の場面は枚数が足りていたのにもったいなかった。一人一人がマークに責任を持つようにしないといけない。これから連戦になるし、11人だけじゃなく出る選手みんながやってけば、大丈夫と思う。今年は4回生が上からものを言うタイプじゃないけど、逆にどの学年も要求できて、それがここまでのいい結果になっていると思う。チャレンジャー精神を忘れず、過信せずに、1部の厳しさを知っている上級生が、下級生にそれを教えながらやっていきたい。