《ASTRO SPORTS presents 2025年度 第74回 全日本大学サッカー選手権大会 決勝ラウンドノックアウトステージ準々決勝》
▽2025/12/21 11:00 Kick off – カンセキスタジアムとちぎ
明治大 1-1(0-1/1-0/0-0/0-0/PK3-4) 関西学院大
得点:’3 関学大/三宅凌太郎(西谷京祐)、’90+6 明治大/藤井陽登(内山開翔)
インカレでは3年連続の対戦となったこのカード。’23年は明治大がFW太田龍之介(現・栃木SC)のハットトリックを始めとする攻撃力を見せて5-3で関西学院大を降し、3回戦へ進出。’24年は決勝ラウンドグループステージ第3節で対戦し、後半ATのPKをGK上林豪(現・松本)がシャットアウトしてスコアレスドローで明治大がノックアウトステージへと駒を進めている。
試合は早々に動く。3分、明治大のクリアボールをDF西谷京祐(4年/関西学院高等部)が前線に入れると、MF三宅凌太郎(4年/帝京長岡高)が胸トラップでおさめてダイレクトで右足を振りぬくと、GKの頭上を越えてゴールネットを揺らし、関学大が先制。この得点で関学大は勢いに乗り、たびたび決定機を作る。9分にはFW小西春輝(4年/サガン鳥栖U-18)が狙いすましたミドルシュートを放つが、明治大GK藤井陽登(4年/矢板中央高/鹿島内定)のセーブの前に追加点とはならない。すると明治大もFW真鍋隼虎(4年/名古屋グランパスU-18/藤枝内定)がボールを引き出して関学大ゴールへ迫る場面を増やしていくが、守備を崩しきるには至らず、前半を終了する。
後半、明治大はサイドの活性化を狙いDF柴田翔太郎(1年/川崎フロンターレU-18)を投入し、DF小泉佳絃(2年/青森山田高)を前線に配置してターゲットとする。しかし関学大も速いプレスから追加点を狙いチャンスを作っていく。明治大はMF林晴己(4年/高川学園高/鹿島内定)を投入して攻撃の圧を高めていくが、関学大も集中した守備で凌ぐ。ATになり、明治大がセットプレーを立て続けに獲得すると、90+3分、直接FKをDF小泉が落としたところにMF小林亮太(4年/ジュビロ磐田U-18)が詰めたが、関学大もギリギリのところでクリアし失点を許さない。しかし、90+6分、明治大はDF内山開翔(2年/帝京長岡高)の左CKに、ゴール前に上がってきたGK藤井が大外でヘッドで合わせてついに同点に追いつく。
「守り切るカードを切ったつもりで逃げ切れなかったんで、延長はちょっとこっちはしんどくなった」と関学大・早崎義晃監督が評したように、延長前半は勢いを得た明治大が優勢に攻め込む。関学大は守備を統率するDF西谷を足を攣ってしまい苦しい時間帯が続くが、後半から投入されたDF稲川暖大(3年/名古屋グランパスU-18)やMF長滝谷洸斗(3年/近江高)が守備に奮闘。DF西谷を前線に置くことで徐々にそこで起点を作れるようになり惜しい場面を多く作りだしていく。しかしどちらも得点は奪えず、勝負の行方はPK戦に持ち越された。先攻の明治大1人目のMF林のキックは関学大GK宮本流維(4年/名古屋グランパスU-18)がコースを読んでセーブ。明治大GK藤井も関学大2人目のMF篠原駿太(4年/神村学園高等部)のシュートをストップするも、明治大4人目のMF三品直哉(4年/帝京大学可児高/鹿児島内定)のキックはポストに当たり失敗。関学大は5人目のDF古田東也(3年/V・ファーレン長崎U-18)が決めて、総力戦で準決勝への切符を掴み取った。

