【’11インカレ】2回戦/桃山大-慶應大 監督・選手コメント

第60回全日本大学サッカー選手権大会 2回戦・桃山学院大-慶応義塾大の監督・選手コメントです。

-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
 前半は何もいいところがなかったが、0-0なんだから後半は思い切ってやろうと選手を送り出した。前向きにやってミスするのは大丈夫だからと話し、後半はいろんな部分でうちらしくやれたと思う。一人少なくなったときは、フィジカルを上げないといけないが、前に出てプレーができていた。ただ、それを同数の時からやれていたらという気持ちもある。圍がゲームを僅差にしてくれたので、余計に同点にできていればという悔しさが残る。重い一点だった。今年は久しぶりに大学に戻ってきたが、学生は選手を信用すること、コミュニケーションをとることを大事にしないといけないなというのを改めて感じた。僕は子供たちを信じて、真剣に練習から取り組んできた。そこをどう学生が感じているかはわからない。全国大会には出場できたが、ベスト8止まりという今年の借りを返さないといけない。しっかりコミュニケーションをとって来年もやっていきた。

-Voice 桃山学院大学・中嶋 亮(DF・ゲームキャプテン)
 前半、桃山らしくなく、きれいにやろうとしてしまった。後半には修正できたが集中が欠けたところで決められてしまい、そこが甘さかなと思った。後半はセカンドの守備を意識して割り切る部分は割り切った。粘り強く崩れずにチャンスは作れたが、最後の詰めの部分で、全国に出てくるチームは隙がなかった。総理大臣杯と同じような結果になってしまったことは残念です。個人的には大学で試合に出してもらえて、自分としても成長でしたし、周りにも支えてもらった。大学でしかできないことを経験できたと思う。今年やってきたことは間違っていないので、後輩たちには今のベースを大切にして、突き詰めて結果を出して日本一になれるチームを作っていって欲しいです。

-Voice 慶應義塾大学・須田芳正監督
 明治とは今年天皇杯も含めてすでに3試合やっているので、相手のことはある程度把握できている。基本的には気持ちの部分を大事に戦う。ピッチにたつのは11人プラスアルファだが、慶應には100人の部員がいて運営、分析、そしてスタンドも応援も含め、いろんな役割を皆が担っている。そういう仲間がいて、一人一人がチームのために何をするのかを考えて行動できるところが慶應の強みだと思っている。

-Voice 慶應義塾大学・河井陽介
 次のステージに進めることになってホッとしています。PKは気持ち楽に蹴ったがチームに迷惑をかけたので、みんなに感謝しています。自分としては1回戦で結構やれたので、警戒されるだろうなと予想はしていたけれど、結構着いてこられて疲れました。2人に着かれると厳しい。もっと周りと頭を使ってプレーしなくてはいけなかった。15(面家康生)の方が守備能力が高くて嫌だったので、いなくなって(警告2枚で退場)楽になった。桃山はオーソドックスに切り替えが早く真面目にサッカーをしてくる。それは自分たちもやってきたことなので、そこで負けたらダメだと思った。あとはセットプレーが上手いので、そこは対策を考えた。回されても中を固めれば大丈夫だし、攻められればそれだけスペースができるので、逆にチャンスになると思っていた。まだゴール前の迫力が足りないので、点を取るためにもっと人数を増やしていきたい。得点を意識して飛び込んでいくことが大事だと思います。

タイトルとURLをコピーしました