2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第17節・関西学院大-大阪産業大のスタッフ・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
ここ最近点は取れていたが、リーグではこういったしぶとい試合が出てくるもの。この試合を勝ちきれたことはよかった。前で収められないからラインを上げられないのか、ラインを上げられないから前に出て行けないのか、どちらが先なのかはわからないが、そこをチーム全体でやっていかないと今日のように分断されてしまう。全体でもっと動けるようにしていかないといけない。スリッピーなグラウンドは相手も同じ条件。こういうコンディションも含めて、臨機応変さを身に着けて行く必要がある。選手が力を発揮できるポジションで使っていきたいし、適応力は皆あると思う。チームの中での戦力と個性を考えて起用していく。
-Voice 関西学院大学・阿部浩之(FW)
スリッピーだったし、GKがキャッチし切れなかったところがあったので、こぼしたボールを狙っていた。(熊木からのパスを決められなかったのは)点を取るのに時間もかかっていたし、チャンスも少なかったので力みました。あの場面でを決めないとまだまだだと思う。今まではこういう試合だと自分が下がって何とかしようとしていたが、そうすると相手にとっては怖くない。今日は我慢してみんなを信じてプレーした。でももっとチャンスを作りたかった。自分がウラをとってからボールを戻したりという役割をこなしつつ、ゴールを狙っていきたい。接戦の試合を、上位チームと当たる前にやれたことはよかった。びわこにはなかなか勝ててないが、前期も負けてはいないしやりにくさはない。自分らのサッカーをやれば結果はついてくると思います。
-Voice 大阪産業大学・全 信俊コーチ
ゲームの主導権は握っていたが、あとちょっとでやられてしまった。阿部と梶川のパスコースを消し、コンパクトにして向こうが前線に入れてくるボールに気をつけた。阿部に対しては危ないところもあったが、マッチアップの門と満生がうまく消してくれた。太田は小柄だがコンタクトも強いし、カバーのできる。梶川が中に入ってきたときにチャレンジすることと、阿部が受けに来たときのプレスバックをうまくやってくれた。だが、最後に相手の抜け目なさの方が上だった。ミスは取り返しがつかないが、下を向いていても仕方ない。残り試合をとにかく勝って、入れ替え戦を免れるように全力で戦う。