《2025年度 第49回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント1回戦》
▽2025/09/03 14:00 Kick off – セイホクパーク石巻フットボールフィールド第1
福岡大 2-1(2-0) 八戸学院大
得点：’19 福岡大/葭岡遥来(稲田翼)、’21 福岡大/芳野凱斗(山田蒼)、’90+1 八学大/栗澤陸(橋本隆汰)
九州王者と東北王者の一戦は、前半パワーで勝る福岡大が攻守に圧倒。高い強度の高さとスピーディなドリブルからの仕掛けを活かして、相手ゴールへ攻め込む福岡大だが、八学大もGK岡野耀平(3年/根室高)を中心に粘り強く対応する。均衡が破れたのは19分、MF稲田翼(2年/熊本県立大津高)のCKをゴール前でMF葭岡遥来(4年/日章学園高)が合わせて福岡大が先制する。直後の21分には中盤でMF山田蒼(3年/岡山学芸館高)が相手からボーrを奪い取り、右前方へ出したボールをMF芳野凱斗(3年/飯塚高)が決めて追加点とする。前半はそのまま福岡大が優位に試合を進め、八学大にチャンスらしいチャンスを作らせなかった。
しかし、後半になると八学大は疲れの見えてきた福岡大の先手を取る状況を増やしていく。49分にはMF大久保太陽(4年/仙台育英学園高)のCKにDF齊藤大空(3年/西目高)が合わせたヘディングは、惜しくも枠を捉えられず。さらに前半は機能していなかった左サイドから効果的な攻撃を幾度も仕掛けて行くと、MF栗澤陸(4年/遠野高/八戸内定)が緩急をつけたドリブルで敵陣深くまで切り込む場面を多く作るようになっていく。83分にはDF大坂悠斗(3年/札幌創成高)が右サイドを突破して入れたクロスにFW菅野侑汰(3年/東北生活文化大学高)が入りシュートを放つがゴールならず。90+2分にMF橋本隆汰(3年/ヴァンラーレ八戸U-18)のマイナスのクロスをMF栗澤が蹴り込み反撃弾とし、その後も猛攻を仕掛けるがタイムアップ。福岡大が前半のリードを守りきり、2回戦へ進出を決めた。
