グループステージ第一節で中京大に逆転勝利を果たした新潟医療福祉大。桐蔭横浜大も阪南大に2-1で勝利しており、一昨年のインカレ決勝カードでもあるこの試合は、勝った方が次節引き分け以上でグループステージ突破が決まる重要な一戦となった。
桐蔭大は序盤から細かなパスワークでボールを前線に運び、サイドを使った攻撃で幾度もチャンスが生む。対して新医大もDF秋元琉星(4年/青森山田高/群馬内定)を筆頭に堅い守りを展開。GK桃井玲(4年/桐光学園高)のセービングでセットプレーのピンチも難なく凌いだ新医大は、桐蔭大の2トップに仕事をさせることなくゴールを守り切った。
試合が動いたのは70分。直接FKから相手のクリアボールを受けたMF松本天夢(4年/高崎経済大学附属高/長崎内定)が緩やかなクロスを上げると、FW吉田晃盛(3年/九州国際大学付属高)が頭で押し込み新医大が先制。これが決勝ゴールとなり、新医大はグループステージ2連勝と共に一昨年の雪辱も果たした。
2024/12/16 全日本大学サッカー選手権決勝ラウンドグループリーグ第2節 新潟医療福祉大vs桐蔭横浜大 フォトギャラリー/攻守のタレントが躍動した新医大が、一昨年のインカレ決勝のリベンジ達成