関西選抜-全日本大学選抜の監督・選手コメントです。
-成山一郎監督(関西学院大学)
先に取られてしまい崩れかけたが、それでも0-1でHTに戻ってきたのは、いい経験になったと思う。苦しい状況で人間は本質が出る。キツい時に頑張れるかどうか、決勝というシチュエーションでいい勉強ができた。負けたことはもちろん悔しいし、この状況を跳ね返せるように選手の力を引き出せるようにできなかったことは僕自身の足りない部分だと思う。
大会参加にあたって、関西のたくさんのチームから参加してもらい、リーダーシップを持って関西の大学サッカーを盛り上げようという気持ちで取り組んできた。関西選抜がしっかりとやることで、日本の大学サッカーのレベルアップに貢献できる。その狙いをみんなよく理解して取り組み、よくやってくれた。選手に感謝です。選抜が解散してからも全員がこの経験を元に各チームで取り組んで、関西の学生サッカーを引っ張っていってほしい。
-香川勇気(阪南大学・ゲームキャプテン)
失点したが、中盤で(和田)篤紀と(徳永)裕大がボールを持てるので、そこで時間をかけて立て直そうと声をかけあった。失点は1で抑えてチャンスをうかがおうとやっていった。ボールを回せる時間はあったけれど、前で回してるだけになってしまい、効果的な攻撃が出来なかった。ウラを意識させてボールを回し、ウラを使うことで下げて落ち着いてやろうとした。事故のような形で2点めを取られたが、切り替えてずっと関西のペースで試合は進められたが、崩し切れなかった。
選抜はレベルが高い選手が多く、阪南とは違うプレーもできたし、同じポジションの選手やボランチ、サイドバックとの兼ね合いも新しい発見があって楽しかった。レベルが高くいい環境でプレーする経験が出来たので、これだけで終わらないようチームに戻って生かしていきたいです。