【関西】’10リーグ第17節/阪南大-関学大 監督・選手コメント

2010年度 第88回関西学生サッカーリーグ 第17節・阪南大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
 関学は村井に当ててくるので、そこでこぼれてくるところをしっかりと取っていくようにした。土師がキックで、相手で一番強い井林に向かって何度も蹴っていたり、二見が序盤のプレーで痛めて足にきていたりというちょっとしたところがまだまだ出来ていない。体力的に落ちたところをつかれて、村井の力を引き出してしまった。DFラインのカバーで課題がある部分が多かったし、後半ああやってこられると精度が落ちてしまう。最後も落ち着いてやらないといけないのにドタバタしていた。そこを直さないといけない。しかし、先週のショックな敗戦から、考えて取り組んでよくやった。引き分けずに勝利したことは大きい。

-Voice 阪南大学・岩本知幸(DF)
 セットプレイでは狙っているので決められて良かった。ニアで合わす形は練習で繰り返していて、(井上)翔太にも言っていたのが上手くいきました。関学は村井が調子を上げてきているので、スタメンで出てくることは予想していて対策はしていたが、後半、バテてきて相手が蹴りこむようになったところで隙を見せてしまった。前節もクロスからやられているので、そこは次までに修正しないといけない。取られた後に守りに入らずに点を取りに行こうと声も出ていたのが、追加点に繋がったと思う。受身にならずに仕掛けて攻めにいけたのが勝利に結びついた。ここまできたので優勝は意識してはいるが、それよりも1戦1戦をどう戦うかの方が大事なので、先は見ないよう、目の前のゲームをしっかりと戦います。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 前半は前期の阪南戦と同じで攻め手がなかった。守備だけの45分を0-0で終われたらまだよかったが、セットプレイで失点してしまった。だが、総理大臣杯や夏の練習試合で良くない状況というのを経験してきて、そういうときは相手に気を取られて自分たちの良さを出せていないというのが判っていた。後半には球際で頑張って中盤がセカンドを拾えるようになってきたので、(桑原)理介を投入することでもっとウラを使えるし、生きると考えた。その期待に応えてくれた。しかし2失点めは悔しい。阪南はウラを取るのが上手く、スペースに12(谷本)、14(井上)が入ってくるのをしっかりケアしようと言っていたのに、中に人を集められて外に振られてしまった。負けたけれども手ごたえは掴めつつある。次の試合まで間がないが、修正していい結果を出せるようにしたい。

-Voice 関西学院大学・桑原理介(FW)
 交代で入るときに、シュートを打っていけと監督からも言われていたので、無理な体勢でも打つことでチャンスになるから狙っていこうと思った。阪南のDFはウラについていけていないから、ウラに抜ける動きを意識して、DFラインをひっくり返してCKを取ることを狙った。得点は(村井)匠が良く飛び込んでくれて、結果が出たことは良かったです。僕が出るときは劣勢の時が多いので、前線からプレスをしたり、スライディングでスローインにしたりという気持ちの入ったプレーで流れを変えることを一番大事にしています。今日は出場時間も長かったので、その狙っていたこともできたかな。ミーティングでも手ごたえはつかめたという声が出ていたし、後期初戦の関大に負けてから成長できていると思う。やってることは間違っていないし、次の関国戦までに突き詰めてやるべきことを貫き通して勝ちたいです。

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