2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第2節・関西大-大阪産業大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西大学・島岡健太監督
先週より、動きややろうとするところも見えた。前に行くという中盤の動きも人を見ながら入れ替わりつつ、最後展開しようというのが出てきた。やろうという部分は出ていたが、結果がついてきていないことでダメージになっているかもしれない。細かい部分だが、やるべきことを小手先でやっているところはまだある。そういうところをどれくらい個人が自分と向き合って、最低限やらないといけない部分に認識のレベルを上げなくてはならない。1回生は二人とも可能性を持った選手。篠原は課題もまだあるが、うまくボールと人に関われる。辻は一瞬のスピードがあってチャンスに決める力がある。大学で成長していってくれると思う。
-Voice 大阪産業大学・全 信俊コーチ
関大は前節から修正してきて、前にボールを入れてきていた。縦に入れてこられるから、ラインを引かざるを得なかったけど、アタッキングゾーンで逆を突いてくるようなところはなかったので、DFでの受け渡しがしっかりとできた。最後は相手も前に人数をかけてきたが、5バックにしてしっかりと守ることができた。カウンターは狙おうと言っていて、うまくはまった。やろうというところは出せた。だが、つなぎのところでは課題がある。相手が前がかりになれば、プレッシャーは厳しくなるが、そこを交わせばチャンスも増えるしもっとうまく戦えるようになる。
-Voice 大阪産業大学・太田悠人(MF・主将)
先週、びわこがリトリートして戦っていたので、僕らも引いて回させて狙うところを狙おうと統一してやった。その形で得点が取れてよかった。立ち上がりは締まっていなかったけど、自分たちで中で立て直せた。CBの阪口がリーダーシップをとって声をかけてくれて、みんなの意識に浸透した。後半は守りに入らず、前半と同じようにリトリートしつつ隙を狙っていこうと臨んだ。チャンスもあったので、追加点を決められていれば、もっと関大を焦らせることができたし、落ち着いた試合運びが出来たので、そこは課題です。ここまで無失点できているので、引き締めて練習中から厳しくやっていきたい。次は桃山とだけど、戦い方は変えずに自分たちのやり方を貫きたいです。