開始早々、中京大は細かなパスを回し左サイドを中心に攻撃を展開。チャンスを逃さず、果敢にシュートを放ち続けることで13分にCKを獲得。セットプレーでの強さを発揮してFW井上陽太(2年/富士市立高)が先制ゴールを押し込んだ。
先攻を許した新潟医療福祉大だったが、試合のペースは譲らない。26分に右サイドから 仕掛けたMF上之平暉羅(3年/ジュビロ磐田U-18)の攻撃からCKを獲得。 DF秋元琉星(4年/青森山田高/群馬内定)が頭で合わせて同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻した。
均衡が崩れたのは後半開始直後の53分。中京大のMF那須健一(3年/賢明学院高)が裏を狙い右サイドに送ったロングボールを、新医大GK桃井玲(4年/桐光学園高)が相手ペナルティエリア左前方にクリア。このクリアボールにFW吉田晃盛(3年/九州国際大学付属高)が反応して逆転ゴールを押し込んだ。
その後も同点を狙い中京大は猛攻を展開するが、新医大が逆転ゴールを守り切り、勝ち点3を獲得した。
2024/12/14 全日本大学サッカー選手権決勝ラウンドグループリーグ第1節 新潟医療福祉大vs中京大 フォトギャラリー/互いにセットプレーから得点を奪う実力拮抗の一戦。新医大がエース・吉田のゴールで勝負を決める