2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第２節・近畿大－びわこ成蹊スポーツ大の監督コメントです。
－Voice 近畿大学・松井清隆監督
（びわこ大総監督の）松田先生は僕の恩師なので、勝つことで恩返しできて嬉しい。試合経験が少ない水谷や清水、西浦といった選手たちが慣れてきているし、これで自信を持ってくれるかな。そういう意味で勝ち点３を取れたことは大きい。選手たちには日本代表でも苦しいときがあった、近大もそういうときにこそ底力を見せようという話をした。山脇は一発を持っているので賭けた。あのシュートはまぐれではない。練習では良く決めているシュートで、あいつの実力が試合を決めたと思う。このまま経験を積んで伸びて欲しい。順位だとか目先の勝利にとらわれず、近大がサッカーにかける情熱を持つ組織として成長することで、関西に台頭することが目標。挑戦し続けて頑張りたい。
－Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
お互いにじっくり守って攻撃するというスタイルなので、どちらが守るか、攻めるかというのが難しかった。こちらとしては近大に攻めてもらって、土井や（松田）力が飛び出すという形をやりたいができなかった。相手を食いつかせて逆に攻撃に転ずるというのがなかなか上手くいかなかったが、チームが意図して相手の薄いところをつくというのを、もっと試合で表現できるようにしていきたい。カウンターはどのチームでも喰らうものだが、その対応をチームとして詰められておらず、個人任せだった。チームとして奪った後のパスをどうゴールへ運んでいくのかというところを考えていきたい。自分らで状況を見て考えること、判断して意図的に表現できるようにすることを自分たちで判っていかなくてはいけない。
