【’14インカレ】決勝/流経大-関学大 選手コメント

第63回全日本大学サッカー選手権大会 決勝・流通経済大-関西学院大の選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・福森直也(DF・主将)
 去年は力を出し切れなかった悔しさだったけれど、今年は目の前で優勝されるという決勝に出なくてはわからなかった悔しい気持ちを味わった。自分のパスミスからカウンターになって、90分間でミスはあれくらいだったのに、それを逃さずに決められてしまい、勝負の怖さというのを改めて感じました。
 試合に出ているやつらだけじゃなく、応援やベンチのメンバーも含めてチームとしての一体感が日を追うごとに強まっていったことが決勝まで来られた一番の要因だと思う。ここまで来て居ながら出られなかったり、ベンチに入れないやつもいて、それでも試合に出る11人のために何が出来るかを考えて動いてくれた。誰に言われるでもなく役割を果たしてくれたのを見て、試合に出るやつらも責任ある試合をしようという気持ちで試合に臨み、勝ち上がってこれた。特に4回生の浅香や堀尾が、そういう下級生たちをまとめてやれることをやろうという気持ちに持っていってくれた。
 今年キャプテンをやらせてもらって、周りには助けられることばかりだった。サッカーの部分では(小幡)元輝が引っ張ってくれたし、チームを締める部分では浅香の存在が大きかった。去年からベースとなる部分は変わらないが、下級生の力ある選手がチームのために引っ張ろうとやってくれたことも大きかった。後輩たちには、目の前で優勝を喜ぶ姿を見た悔しさを忘れず、日本一になって欲しい。(次期主将の井筒)リクを支えて、いいチームを作っていってもらいたいです。

-Voice 井筒陸也(DF・関西学院大)
 関学のサッカーが出来てなかったし、自分としても良さを出せなかった。0-0で最後に取られて、流経のゲームプランどおりにやられてしまった。今年1年やってきて夏と同じようにこういう形で負けて、悔しい。試合をしていても十分やれたと思うし、攻守ともに恐れずに挑んでやれた部分もあったので余計に悔しさがある。個人的にはやり切れなかったという後悔もあります。
 4回生に笑って引退して欲しかった。堀尾くんや浅香くんといったサブの4回生が言いにくいことも言ってくれて、雰囲気を考えてチームに何が必要なのかというのを示してくれた。そういう人たちや東京まで応援に来てくれた4回生にとってもこれが引退試合なので、勝ちたかった。日本一のサッカー部を卒業したと言ってもらえるように頑張ろうという気持ちだった。お世話になったBの主将の小西くんや他の4回生に、恩返しをしたかった。
 準優勝という結果になったのは何が足りなかったのかと思うところもいろいろある。来年はもっとこうすればよかったと思わないよう、みんなに思わせないようチームを作っていきたい。勝利を引き込む最後の部分を呼び込めるよう、リーダーとして働きチームのために全力を尽くします。

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