2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第13節・関西学院大-同志社大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
結果が出ていないので、今日はスタメンを変えて挑んでみたけれど、チームとしての流れが良くないときの起用になり、選手たちにはかわいそうなことをした。リーグ再開前までは、とにかく夢中になって突っ走ってきたが、そこでいい結果が出てよろこんでいる間に他のチームは苦しんでコツコツ努力していた。ウサギとカメの話じゃないが、今日の負けでそれを強烈に思い知らされた。僕がいいチーム、強いチームと思っていて問題に気づけず修正できていなかった。もっと監督が選手を次の目標に向けるようにしていかなくてはならなかったのに、その導き方が下手だったことを反省しています。
レフェリーどうのというよりも関学自体の取組みが甘かったということだし、どこまでいっても自分たちの問題でしかないと率直に思いました。足元を見て、自分たちの現在位置を確認して、きちんと向き合っていきます。
-Voice 関西学院大学・呉屋大翔(FW)
相手もこちらの攻撃のパターンをわかってきているのに、そこでの工夫が足りなかった。 動いたあとのスペースをもっと使って、ボールに関わる人が増えれば厚みのある攻撃ができる。単調にクロスを上げるだけではなく、ペナの深くまで切り込んだり、中で回して行けば、サイドからの攻撃も生きると思う。先制されて雰囲気も悪くなり、萎縮して自分たちのプレーができていなかった。戦う気持ちを持ってない人はいないが、それを一人一人が出していかなくては意味がない。相手はこちらを食ってやろうという気持ちで来ているのに、それに負けない闘争心、気持ちの部分で足りていなかった。
僕は(井筒)リクのように声でチームを奮い立たせることはできないから、試合前に(小林)成豪とプレーで引っぱろうと話していたのに、そこで貢献できず申し訳ない気持ちです。今日出た選手も、もっとできるのにやれていない。練習ではできていることが公式戦では萎縮してできてない。僕自身も得点以外の部分でチームのためにやれる部分を出し切れていなかった。チーム全体をいい方向に持っていけるように、切り替えて頑張ります。
-Voice 同志社大学・望月慎之監督
荒れた試合になってしまったが、うまく行かないことを選手同士で声を掛け合って、感情を出さないようにというのはできていた。前節の阪南も今日の関学も、前期うちに勝ったイメージで臨んできて、思ったようにいかない展開に焦りが出ていたのかなと感じられた。早い時間に先制できて落ち着いていけたが、相手がひとり少なくなったのに、前線に収められる選手がいるのに対してロングボールを怖がって引いてしまったことは反省点です。ひとり余ることで守備がアンバランスになり、ファーストディフェンスが決まらずにボケた感じになってしまった。
どことの対戦であってもすべて上位のチームなので、ひたむきに今日以上に集中して粘り強くやれるようにしていきたい。