2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第11節・関西学院大-関西大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
サッカーの戦術や技術よりも、関大の方がやらなくてはという思いが強かったというゲームだった。こちらが足りなかったというよりは、相手が上回っていた。関学は順位や勝ち点の部分でここまでうまく来ていたので、無理はしないでという感じで前半行ってしまった。明らかにゴール前のところで運動量が足りなかった。作ったチャンスを関大は確実に決めたが、こちらはチャンスになりかけているのに決めきれなかった。自分の身体と声と集中力をもっと使わなくてはいけなかった。
負けたがサッカーの部分での共通理解は深まってきている。具体的な細かい所を突き詰めていけるか、課題に対していかに真摯に向き合えるかというのが大事になる。自分と向き合って、チームの事を考えて1週間しっかりとトレーニングをしていきます。
-Voice 関西学院大学・井筒陸也(DF)
最近、システムの改造に取り組んでいて、守備も攻撃もどうやったらうまく相手と組み合うかを意識していた。だけど、今日はセカンドボールを拾われてしまっていたし、呉屋にボールが入ったあと、攻撃の形が作れなかった。相手のサイドハーフに誰がつくのかというのも曖昧になっていた。戦術に縛られてしまい、個人の柔軟さに欠けていた。1対1で負けないとか、身体を投げ出してスライディングにいう部分ができていなかった。
メンバーもポジションも変わって試行錯誤しつつ戦ってきて、大臣杯や天皇杯でどういう部分が通用しないのかというのも良くわかっている。今日のような巧い相手とやった時に、運動量や球際をもっと大事にしないとただ上手いだけのチームになってしまう。勝っているときは、自分たちの良さが生きているので、そういう部分をきちんとやっていきます。