2014年度 第42回関西学生サッカー選手権大会 ３位決定戦・関西大－阪南大の監督・選手コメントです。
－Voice 関西大学・篠原宏仁（ＦＷ）
ショートカウンターは狙っていました。阪南に攻められていたので、前の３人で攻撃を終わらせようというのが形になった。阪南に攻め込まれたのは、前の３人と中盤の３人の間でセカンドボールを拾われていたから。中盤が押し上げるのか、前の誰かが引いて攻撃の形を組み立て直すのか、試合中に改善が出来ていないことが課題です。
今年は去年までよりもポゼッションが出来ていないので、ああいうパターンで点を取るのもありじゃないかと自分としては思ってる。得点の場面は、普段だったら（原口）拓人くんはシュートに行ってしまう。そこで、「出してくれ」といつも言ってきたことがラストパスに繋がったかな。これまでだったら、パスが来なければふてくされてしまっていたけど、割り切って自分のプレーに集中することができて結果になった。チームとして雰囲気も良くなってきているし、守備のベースも出来ていた。あとは前がどう得点を取るかなので、しっかり準備していきたい。
－Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
関大のＧＫ・前川の成長もあるが、肝心なときに河田の動きが悪かった。ＤＦラインも脆すぎた。１点めは取られてはいけない形だった。１４(篠原宏仁)と１７(原口拓人)に受けさせすぎていた。守備のコントロールが出来ておらず、サイドも使えていなかった。
総理大臣杯につなげるためにも、残り２試合、リーグ戦をしっかりとやる。もっと逞しく、自ら考えるようにならないとダメ。プレーの基準がデタラメで、チームの規律がない。河田も山口がいてタメができていたときは良かったが、力勝負ばかりになっている。もっと自分でひっぱり出さなくては。一人一人がちょっとしたことでレベルアップできるのに、下級生が多いために時間がかかっている。
