2014年度 第42回関西学生サッカー選手権大会 準決勝・関西学院大-阪南大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
リーグではロスタイムに阪南に決められてからスイッチが入ったが、今日はそのテンションで最初から行こうとスタートした。気合を入れつつも落ち着いてゲームを進められて、逞しかった。前の対戦では、切り替えの中でルーズボールに対してボランチが負けると行かれてしまっていた。それをこの2週間は意識してやってきて、今日の試合に出せた。
ここで勝てば首位になれるというところで引き分けた悔しさを、真剣に考えて取り組んできたことが、良かったと思います。ようやくケガ人も戻ってきて、勢いに乗って決勝に行ける。関学らしく戦い抜けるよう、いい準備をしていきます。
-Voice 関西学院大学・福森直也(DF・主将)
今日は結果にこだわろうと言っていたので勝負強さを出せて良かった。でも失点は課題。取られたのはしんどい時間帯で、やるべきことがボケてしまい、相手のリズムになっていた。そういう場面で学年関係なく声を出してハードワーク出来ていれば、防げた失点だった。次は同じことをしないようにやっていく。今日は阪南がロングを入れてくることが多かったので、うちのFWが相手のDFに蹴らせないようにプレスをかけに行き、チームとしてやることを合わせられた。それがいい攻撃につながったと思う。
今までこういうところで勝ちきれなかったのが、全国に出てもベスト8止まりだった原因なので、今年はチームとして結果にこだわろうとやってきた。B・CチームもIリーグで負けていないし、Aチームが負けるわけにはいかない。皆がAチームとしての責任を感じて戦っている。決勝はテレビ放送とか、たくさんの人が見に来てくれるとかいうのはあるが、自分たちのサッカーをブレずに出来たら勝てる。そのためにいい準備をしたいです。
-Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
リズムが悪いところで、CKから失点してしまった。そこで奮い立つかと思ったがそのままで、後半40分すぎにようやく向かっていけるようになった。あまりにも遅かった。ちぐはぐな部分も目立ち、関学の空いている選手に対して付けられていなかった。後半の失点がすべて。あれをやってはいけない。河田も足が止まっていたし、成田も甲斐も足がつっていた。地力が足りなかったし、下級生のひ弱な部分も出てしまった。