2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第4節・桃山学院大-大阪学院大の監督・選手コメントです。
-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
やっと勝った。1勝までが長かった。CBの2人にとっては無失点で勝てたということは大きな自信になるし、ひとつ次の段階に行ける。引き分けや負けたらどうしようという雰囲気もあったが、とにかく根性を出せと声をかけた。上手いチームではないし、自分の役割をとにかくしっかりやろうということと、頑張れる4回生をメンバーに使っていった。しんどい試合だったが、勝ったことでチームとしてようやく少しずつ前に進んでいけると思う。
-Voice 桃山学院大学・圍謙太朗(GK)
ここまで失点していたし、全日本選抜に行ってチームを離れていたことに対して外から批判する声もあったので見返してやろうという気持ちだった。そのためには勝つだけじゃダメだし、無失点でいこうと思っていた。今までプレスの距離感が課題で、取りどころを狙って入るけど距離が甘くて取れていなかった。きつくなって後手後手になるよりは、割り切ってブロックを作って外に行かせよう、クロスは上げさせてもいいと意識を統一した。失点0で勝てばみんな自信になるし、自信をつけさせたら必ずいい戦いをしていける。次につながる意味でも割り切ってやれてよかった。まだまだ優勝は諦めていないし、1試合1試合を泥臭く大切に戦っていきたい。
-Voice 大阪学院大学・藤原義三監督
うちも気持ちを出して戦っていたのだが、最後のところでこじ開けられなかった。しかし良く頑張ったし、内容は悪くなかった。桃山も必死だったから、両チームが試合後に倒れるくらいの試合をやれた。結果は残念だったがいい試合だったので、次につながると思う。これまで中盤はミスが多かった。簡単にやればいいところにトリッキーなプレーをしすぎていた。今日はシンプルに動かすのことができていた。岡元も頑張ってくれたし、堀野も使える手ごたえがあった。層の厚さも少しずつ出てきているので、上手くゴールデンウイークを乗り切っていきたい。
-Voice 大阪学院大学・柿木亮介(MF・主将)
立ち上がりの大事さを思い知らされた試合。次の試合は自分たちが立ち上がりに取ってペースを握りたい。今日は自分たちがボールを保持する時間は長かったけど、得点には繋がらなかった。チームに足りないのはゴールの意識で、シュートも少ない。そこを変えていきたい。去年よりもリズムが良くないのはあるが、ギャップをどれだけついて行けるか、ボランチとCBの間にボールを入れて、得点を狙っていく。まだまだ運動量も出して行けるし、攻守の切り替えの部分を全員でやれればもっといいサッカーが出来る。その部分は自分がリーダーシップをとってやっていく。この先、阪南や関大といった強豪との対戦も残っているので、相手に合わせずに自分らのサッカーをやれるよう、練習から意識を高めていきたい。