2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第９節・関西学院大－大阪体育大のスタッフ・選手コメントです。
－Voice 関西学院大学・成山一郎監督
パーフェクトな内容を目指しているが、上手く行かないときもあり、それが前半と後半で別れてしまった。勝った喜びや楽しさを味わうため、みんなに喜んでもらうために今日は勝ちにこだわってやっていこうと、前半はその通りに全力でやってくれた。コンディションも整っていたし、気持も入っていたのでチームとして手ごたえを感じた。後半は体力的に落ちたのもあるが、関西選手権の決勝を見ていても体大は後半に強かった。途中から押し込まれることは予想していたが、頭から押されてしまった。でも、劣勢のときに前の４枚がセカンドを追ってくれたり、身体を張ってボールを前にこぼして運んでくれた。諦めずに中村も三ノ宮も追いかけてくれたことで、相手のクリアボールが外に出るような場面もあった。福森はまだクロスに対するヘッドが弱い。次の桃山はサイド攻撃を仕掛けてくるので、その部分をしっかり練習させて臨みます。
－Voice 関西学院大学・中村龍一郎（ＦＷ）
前半はチーム全体が気持も入っていて良かった。点をとった形は綺麗じゃないけど、やることを徹底していたので、上手くはまった。１点めは阿部が強くシュートに行くのが見えたので、こぼれたところに詰めようと走ったらボールが来ました。２点めは練習どおりです。前を向いたら関がピンポイントで出してくれた。ボールが良かったので、あとは無心でシュートしました。後半はプレスの行き方が緩くなったし、ファーストＤＦ行けずにずれてしまい、ゴール前まで運ばれてバタバタしてしまった。僕らも前線でタメを作れなかったことは反省点です。前線の課題として、後半はチャンスを作ってもシュートで終われていなかった。シュートでやりきる場面がほしかった。でも押されても崩れなくなったし、失点後の雰囲気もリーグ前半と比べたら上を向いている。前期残り２試合を、しっかりと戦えるように準備していきます。
－Voice 大阪体育大学・坂本康博総監督
関学の出足がすごかった。うちは関西選手権が終わって、気分的にホッとしてしまっていた。この試合にかける気持が全然違った。失点は両サイドも判っていたけどつけなかった。中盤から直接こちらのバックラインにボールを入れてきてシュートを打たれたら、なかなか対応できない。今日も中盤をどうするか迷って配置をしたが、上手く行かなかった。４回生が教育実習でいないのは毎年この時期だが、何とかなるかなという甘い気持が立ち上がりにでてしまった。３回生がもうちょっとしっかりしてくれれば…。次のびわこは、同じように４回生が抜けていて条件は同じ。何とか勝てるチームにしていけるよう、次はしっかりやれるようにする。
