2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第５節・関西学院大－大阪産業大のスタッフ・選手コメントです。
－Voice 関西学院大学・成山一郎監督
今日は、４点取られてしまうような内容でした。プレーのこだわり、責任がなかったのは、僕の甘さがあったからだと思う。戦うというところを最重要課題として乗り切らないといけないのに、自分らの好きなプレー、やりたいプレーしかできていない。相手ボールになったときに攻撃と同じエネルギーを使っていない。間に合わない距離を追いかけたりするような部分をぼかしていくと、実力がないチームなので今日のような結果になってしまう。失点の仕方も悪いし、点を取りきれないのは今の攻撃力のなさが表れている。ビルドアップの途中で奪われてしまい、上手くいっていない。次の試合まで時間がないが、関学らしく戦えるようにするためにどうするのかをよく考えて、練習をしていきたい。
－Voice 関西学院大学・梶川諒太（ＭＦ）
昨日の練習から甘さがあって、ごまかしが効かずに試合でそれが出てしまった。４回が出ているけど、もっと引っ張っていく力を自分も含めて出さなきゃダメだし、厳しくやらなくてはいけない。今年は回していこうとしていて、ボールを支配しているけど、決めきる力はまだまだで、回すサッカーも完成できてない。ここで蹴ってしまったら、どれがほんまの関学のサッカーかわからなくなる。一つ一つのプレーを大事にするには、普段からやらないと確立できない。今日に関しては関学サッカーの前提であるプレスや球際のところができておらず、リズムがでなかった。ボールをおさめないと１本調子にと思って、前に受けに行ったが、ミスをしてチームに迷惑もかけてしまった。下級生に自信を持たせる声が出ていないし、自分も周りへの声を出せていない。でも、引きずっていてはダメなので、確認して全体を統一して、阪南戦に向けてやっていきます。
－Voice 大阪産業大学・全 信俊コーチ
押されるのは判っていたので、粘り強く試合を成立させるようにしようと話していた。今までよりもアクションのタイミングを早くしようという意図が上手くはまった。引いてリトリートし、バイタルエリアに入ったところでのチャレンジを強くしようとしたが、前半はカバーが中途半端で取られていた。そこを試合中に修正できたことで相手を抑えられた。神園はシュートストップには長けているので、信頼していた。満生はケガでチームと練習できなかったので、もっとフィットするのに時間がかかるかと思っていたが、経験を生かしてきちっとこなすユティリティを見せてくれた。いい勝ち方ができたことで、連戦の残り試合もいいムードで戦っていけると思います。
－Voice 大阪産業大学・神園 優（ＧＫ）
ＤＦがコースを限定してくれたから、僕のところで止められた。ＤＦが頑張ってくれたおかげです。阿部さんを抑えれたのが大きかったと思います。自分は足が速くないから、しっかり止まって対応していこうという守備をしています。これまでは、失点するとマイナスの声を出す人もいたが、満生さんが入っていい声をかけるようになったことで、みんなの士気が落ちなかった。失点はサイドから上げられて、つききれなかった。僕が後ろから声をかけられれば防げた。連戦になるし、失点したことは次に響くので、それは修正していかなければならない部分と思います。次の関大も今日みたいにやることをやれば、勝てると思います。
