2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第4節・桃山学院大-京都学園大の監督・選手コメントです。
-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
繋ぐサッカーで勝つと言ったとおり勝てた。ハーフタイムに、1-0で勝った気になっている。同志社戦を教訓としたのではないのか。1-0は勝っていないのだと言い聞かせた。だが、点差が開いて遊びだしてしまい、失点した。ああいう場面で失点すると、他から集中力がないと言われてしまう。もっとリスクを考えなくてはいけない。道上はスピードが持ち味で体力的には不安があるので、連戦を考えて今日はスキルのある大谷を起用した。加藤もケガから戻ってきたし、使える駒が揃ってきた。GWの連戦は気持と体力が大事になる。最低ラインが2勝1分と考えている。
-Voice 桃山学院大学・山瀬彰也(MF)
葛城からいいボールが来たので当てるだけだった。あれは葛城のゴールという感じです。前半のゴールがなかったら、後半の得点もなかったかもしれない。先制していいリズムでやれた。今日はサイドからの攻撃が多く、突破してゴールまでいけていた。だけど4-0になって気の緩みがでて、ドリブルから入ってカウンターを喰らってしまった。もっと状況に応じてプレーを使い分けるようにしたい。試合に出ているのは3回生が多いが、4回生で引っ張っていこうという意識でやれているし、須ノ又がキャプテンになってみんなでうまくサポートもできていると思う。今日の勢いで連戦を勝ち抜けるように頑張ります。
-Voice 京都学園大学・西 政治コーチ
すべてにおいて桃山の方が上だった。メンタルも戦える準備ができていなかった。この3戦、負けても戦えたという緩みがあった。それに対して桃山はしっかりプレーしてきて、開始早々の失点を招いてしまった。ルーズボールを拾う集中力が欠けていて、押し込まれた。ユニフォームのことなど、チームとして準備ができていないこともあった。4失点というのはうちが一番やってはいけないパターンだった。次の試合まで中1日しかないので、やることは限られるがしっかり確認したい。昇格が決まったときから、「いつ連敗を止めるかだ」と言い聞かせてきた。その中でプライドを持って戦えるか、気持が折れなければ大丈夫だと思っています。
-Voice 京都学園大学・城内龍也(MF)
立ち上がりでは徹底してDFからやって、相手の背後を狙って前半を失点0でいくというのが狙っている形だけど、今日は立ち上がりで失点してしまって、チームの約束事を徹底できず、そのままちぐはぐになってしまった。後半は相手も疲れてきたので、後半はチャンスも作れたし、まわせてチャンスもあったけど決め切れなかった。いい時間帯でPKを与えたりともったいない失点をしてしまった。毎試合失点してしまうのは、集中していないところが出ているのだと思う。練習からそこをしっかりやらないといけない。チームとして沈まないのはいいけど、負けてもOKじゃダメ。一人一人がどうしたら変われるかを考えなくては。とにかく早く1勝して、きっかけを作りたい。