【関西】’11リーグ第2節/関西大-京園大 スタッフ・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第2節・関西大-京都学園大のスタッフ・選手コメントです。

-Voice 関西大学・島岡健太監督
 ずっとこういう状況が続いている。プレーとプレーの間をどう埋めていくかが課題となっている。普段、20人で練習をするときに、ボールに対して18人が関わっていて、2人が関わっていないときに、その2人が何をしているかのか。18人と一緒にやっているようなあり方をしていないか。そこがこういうことにつながる。プレーの合間を短くするためにどうするかという取り組みを、見つめなおしていかなくてはいけない。距離が遠くなっているのはどこから来ているものなのか、普段から曖昧にしていることが多いのは、部員130人全員がそうだから。「まあいいか」が多すぎる。当たり前のように淡々とやれることなのに、手を抜いている。抜いているつもりはないのになぜそうなるのかを、全員が考えなくてはならない。

-Voice 関西大学・海田佳祐(MF)
 ハーフタイムに健さん(島岡監督)から、シュートは打っているが相手にとって怖くない。もっと崩して打てる、GKを抜いて打つ意識を持てと言われていたのが頭にあって、落ち着いてシュートを決められた。相手はとにかく真面目でアグレッシブ。シュート意識も高いのでその通りにやられてしまい、最初は焦りもあったかもしれなかったが後半につれてコントロールできるようになり、徐々にやりたいこともできた。後半は(奥田)勇太のところで収まるようになって、リズムがでてきたのでそこで確実にプレーしたい。パスの精度を高めて、相手のスローインのときの守備の形を早く作れれば、もっと効率よく自分たちの形にできると思う。去年の秋の関学戦は個人的にはあまり出来が良くなかった。動員の雰囲気もまだ味わったことがないし、そういう中でも自分のプレーをしっかり出せるようにしたい。

-Voice 京都学園大学・西 政治コーチ
 ラッキーなゴールで先制できたし、PKも止めてくれたりとピンチを身体を張って凌いでくれたが、前半動かされた分、後半は足が止まってしまった。関大は前半、ショートパスで繋いできたが、後半は大きなパスで来られて足が止まったスペースを使われて、ゲームを作られた。うちはポゼッションできないので、シンプルにグラウンド状況を考えながらやろうとしたが、サイドから来られてやられてしまった。後半村上を一つ下げたのは、関大の右サイドバックは高い位置を取ってくるので、サイドバックが前に出た背後をつければという、試合前からのプランだった。選手層が薄いので、育成もかねてやっていくことになるが、1回生はみな思い切ってやってくれた。次の立命館には京都選手権ではポゼッションされて崩された。次は相手のウィークポイントをつけるよう、立命の狙いをつぶせるところをついていきたい。

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