北海道選抜は序盤からFW黒崎皓嗣(北海道教育大岩見沢校・3年/栃木SCU-18)を中心に右サイドから激しい攻撃を展開。9分にはMF櫻井廉(札幌大・2年/青森山田高)が巧なスルーパスを前線に送るなど効果的な攻撃を仕掛け続け、前半は北海道選抜のペースで試合が進んだ。
堅い守りで無失点に抑えて試合を折り返した四国選抜は、MF矢野瑛吉(高松大・2年/立正大学淞南高)とMF長尾航太(高知大・2年/ファジアーノ岡山U-18)の連携で猛攻を仕掛ける。51分にはFW梶原彗汰(聖カタリナ大・3年/愛媛FCU-18)の体を張ったプレーからFKを獲得するなど気迫のあるプレーをみせた。
試合が動いたのは70分。四国選抜は長尾が相手からボールを奪い、スペースに顔を出した梶原にスルーパスで繋ぐと、これを梶原が冷静に右足を振り抜いて先制ゴールを決めた。四国選抜はその後も堅守を発揮し、FW梶原のゴールを守り切って1-0で勝利した。
四国選抜は一勝一敗でプレーオフを終了。北海道選抜は黒星スタートとなったが、3日目に行われる東北選抜との試合に全てを賭ける。
2025/02/19 デンソーカップチャレンジサッカープレーオフグループ2・第2節 北海道選抜vs四国選抜 フォトギャラリー/梶原のゴールで四国が勝利。序盤から攻勢をかけた北海道だが、四国の堅い守備を崩せず