2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第4節・関西学院大-大阪産業大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
大産大はうちとやる時はトップ下に対してボランチ2枚でケアしてきて、1トップにCBを2枚当ててくる。対応されて手詰まりになることが多いが、今日はサイドがぐいぐいと前に向かい、点を取りに行ってくれた。ボランチも前に出て戦ってくれて、前半は風下だったがCKから1点取ることが出来た。ここまで3試合でCKを21本獲得しているのに、1点も取れていない。今日はCKで取ろうと言っていた通りに得点できた。後半は風上になるので、前を速く使って押し込もうと話をした。2点めのあとは大産も吹っ切れてどんどん前に圧力をかけてきたが、どんな試合でも耐えなくてはいけない時間帯がある。そこでしっかりと耐えて失点せずに終われたことが今日は一番の収穫です。
-Voice 関西学院大学・出岡大輝(FW)
大産にはガンバの同級生もいるし、負けたくなかった。出られたら絶対にやってやろうと思っていた。前を向けたらシュートは常に意識している。(得点は)得意な位置だったので思い切りファーをめがけて打っていった。1-0で追加点が大事だったし、いい時間に決められて良かったです。だけど、3点めを決めるチャンスがあったのに取れなかったことは課題です。
同志社戦は初めてのスタメンで、前半堅くて思うようにプレーできなかった。今日もボールを受けても奪われるシーンが多かったので、もうちょっと割り切るかつなぐか判断を早くしていかなくてはいけない。トップ下でやるべき動きがまだできていない。ゲームを作ったり、サイドに当ててセカンドをひろいシュートまで持っていくという働きを求められていると思うので、意識してやっていきたいです。
(写真は左がFW・出岡大輝、右がMF・森俊介)
-Voice 大阪産業大学・早田詩伊生(DF・主将)
関学の攻撃陣は強力だけど、抑えるところを抑えたらいけるとは思っていた。CBがボールを持ったときに小幡にフィードを入れさせないことに注意し、小幡がボールを持ってもクロスのコールを消させるようにした。うまくやれていたが、間延びした時間帯にミスをして、セットプレーからやられてしまった。守備は大きく崩されることはなかったのて、次につながると思う。プレッシャーが早くて攻撃の方でうまく行かなかった。守備からリズムを作るというのをやれていたが、攻守の切り替えがスムーズに行かなかった。
開幕からチームの状態もだんだん良くなってきている。ここで鼻をへし折られたが、みんなそんなに落ち込んではいない。去年とは違って、DFからのビルドアップが鍵になる。FWがさわって動く回数が増えればチャンスも増える。全員で連動してそういう場面を増やせるようにしていきたい。